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いろいろと備忘のための

短調、異国情緒(youtubeから)

先日のショーン・レノンに関する記事で、彼の曲は日本的な情緒がある、みたいなことを書きました。それについてですが、この人の曲の場合、それがジプシー的というか異国的な情緒に聞こえてしまうところが魅力だとも思います。空耳効果というか(笑)。まあ本人がそういう異国情緒みたいなものを狙っているというよりは、聞き手側のとらえ方の問題な気がしますが。単に演歌的なだけだったらあんま好きにならないと思いますしね。

異国的な魅力のある短調の曲というと、いろんな曲が連想されます。そこで今日はそんな括りで数曲ユーチューブから選んでみました。短調の曲は演歌的で苦手、という人には敢えてお勧めします(笑)



elliot smith - miss misery

前回紹介したショーンレノンの『dead meat』にも通じるような、短調のワルツ映画『』でもお馴染みですね。







jeff buckly - grace

これまた同傾向ですが、こちらはより大陸的な広がりがあるかなあ。あと、ジェフ・バックリィエリオット・スミスよりも声量を生かした歌唱ですね。







django reinhardt - minor swing

そしてちょっと趣向が変わりますが、ジャンゴ・ラインハルトはジャズ・ギターの創始者のような人でして、私は『ショコラ』という映画でジョニーデップで演奏していたので知りました。少し関連したものでいうと、ウディ・アレンの『ギター弾きの恋』という映画では、この人と同時代の架空のジャズギタリストが主人公として登場します。この曲と同様の雰囲気が味わえる映画となっているので、気に入った方は見てみてください。あと、大阪にある文房具とか家具を置いている某雑貨屋でこの曲が流れていたのも印象的でした。








エリック・サティ - グノシエンヌ第一番

同じく映画『ショコラ』で用いられていた曲で、サティでは『ジムノペディ』と並ぶ代表曲ですね。サティは大好きなわけではなく、すごく引き込まれるような聴き応えのようなものには欠ける気もしますが、それでも魅力的ですね。ロック方面のリスナーがクラシックを聴き始めるには良いきっかけになると思います。








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