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いろいろと備忘のための

build an ark - dawn

久しぶりにジャズを聞く(といっても、いわゆる普通のジャズではないけど)。
カルロス・ニーニョの呼び掛けによって様々なメンバーが集まったスーパー・グループ、というくらいしか知らない。
カルロス・ニーニョの言うところの「ヒップホップ世代のジャズ」。クラブ・ジャズの用語としての、スピリチュアルジャズ。大ざっぱに言えば、コルトレーンからファラオ・サンダース、サン・ラあたりの60年代〜70年代のジャズのクラブジャズ的な再解釈、という感じか。『至上の愛』を現代的にしたような感じ。ブルースや黒人霊歌のような、アフロ・アメリカン特有の宗教的な雰囲気、歌詞はわからないがメッセージ性のようなものも感じる。ボーカル入りで、ユッスー・ンドゥールなんかも連想できる。
そもそも自分がモードジャズやこういうスピリチュアルものに惹かれるのって、いわゆる一般的なイメージの「おしゃれな」ジャズにあまり魅力を感じず、そうではないジャズを探していたのがきっかけであった。なので、スピリチュアルジャズは私のような元ロック・リスナーに向いているのではないかと。そういう人にはおすすめしたい。
そろそろファラオ・サンダースやサン・ラ、ブラック・ジャズあたりをちゃんと聞いてみてもいいかも。ちょっと近寄りがたい世界ではあるけど。






Dawn

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