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いろいろと備忘のための

2014読書 3 吉川洋『デフレーション』

デフレーション―“日本の慢性病

デフレーション―“日本の慢性病"の全貌を解明する


読書3冊目。正直言って本書の印象はあまり良くないです。構成がいびつで、なんか体系的じゃない感じがする。確か、戦後の日本の経済政策のダイジェスト的な箇所は面白く読めたが肝心の筆者の主張(金融緩和懐疑論的な)のところがチグハグしていたような印象。いろんな本屋で平積みになっていて話題になった本ですが、金融政策論最初の一冊にはあまりお勧めできません。