archives of me.

いろいろと備忘のための

ショーン・レノンの肖像


あのジョン・レノンオノ・ヨーコの息子であるショーン・レノン。最近はホンダのCMでひそかにお茶の間にも進出しています。このあいだの「英語でしゃべらナイト」に出演していました。忘れずにチェックしていたので、その感想を少し。


  • ■英語番組らしく、『smoke and mirror』という曲の歌詞解読を、本人とともに行っていた。そこでも指摘されていたとおり、「単語的にも文法的にも中学生レベルで、実際直訳は容易なのに、文化や背景を知らないために、何を意味しているのかわからない」という問題を改めて実感させられた。そういう部分って、受験勉強的な英語学習では身に付かないように思う。『煙と鏡』というタイトルからしてまさにその例のとおりで、何のことかわからない人は多いはず(手品師が芸の際によく用いるものが、煙と鏡であることからだそう。つまり、マジシャンをモチーフにした歌詞)。
  • ■音楽的な背景として、母から間接的に受け継いだ要素として、演歌の影響を挙げていた。彼の曲で短調のバラードには、日本人的な情緒が感じられるので、納得。
  • 押切もえが彼について「ミステリアスで優しくて、不思議の国のアリスの世界から出てきたみたい」みたいなことを言ってたのには、女性らしい観点ながら、同意させられた。まあ、服装がそういう感じだから余計にそう感じるんだろうけど。
  • ■あと、やっぱり一番印象的だったのは、父について語ったところ。音楽を始めるにあたり、当初は父への畏怖(dauting)を感じていたんだとか、そういう話。

彼の曲、ほんとに素晴らしいです。以下you tubeから。




sean lennon - dead meat







sean lennon - home

…若い! 曲調もオルタナというか、懐かしい感じ。