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いろいろと備忘のための

ピアノ・コンサート〜フランス音楽

二週間前に書いて、公開するのを忘れていた日記を、一応公開しておきます笑

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学校でのちょっとした催しもの。しょっちゅうこうした催しがあって、大学ってほんとにテーマパークだな(笑) ドビュッシーラヴェルピアノ曲を初めて生で聴く(というか、ピアノコンサートを聴くこと自体生まれて初めてかも)とあって、凄く楽しみにしていた。
ピアニストは、なんとあのペルルミューテルのお弟子さんなのだそう(氏は日本人の弟子が多いそうだ)。ペルルミューテルといえば、ラヴェルに直接教えを受けたピアニストと有名な人。ラヴェルの孫弟子さんによるコンサートということに。すごい。
他には、サン・サーンス、フォーレ、フランス6人組と、フランス近代の作曲家をざっと時代順に概観するような内容。中でもフォーレの《シシリエンヌ》とは素晴らしい。サン・サーンスのピアノ曲は初めて聴いたが、ピアニスティックな迫力に圧倒され、私の好みのタイプの曲ではないものの、普通にいい曲だと思った。欲を言えば、ドビュッシーは《ベルガマスク組曲》ではなく、後期の《前奏曲集》や《練習曲集》などを聴きたかったなと。
ともかく、私にとっては貴重な経験だったし、素晴らしい一時でした。

Ravel Piano Works

Ravel Piano Works

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last.fmにてfriendになってくれたMurray Taylorさん(オーストラリア在住の17歳)が、ラヴェルのページにこんな投稿を残していた。

All of his music aside from Bolero is so much more interesting in almost every way, and Bolero isn't even indicative of his style. While it's bad that Bolero is his most famous work, it happens with every 'famous' classical composer that their worst, yet usually most easily swallowed works become their most famous.

ラヴェルの、ボレロ以外のすべての作品はほとんどすべての点において、ボレロよりも興味深いものである。ボレロは彼のスタイルの指標ですらない。ボレロが彼のもっとも有名な作品であるのは、良くないことだけど、こういうことはほかの作曲家にも見られることだし、一番わかりやすい作品が一番有名になってしまうものなんだ」みたいな感じか。profileを見たところ、Murrayくん若いのに渋い趣味でいい感じです。