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いろいろと備忘のための

語弊を恐れずに言えば

1Q84』BOOK2読了。ラストの1/3ほどは、多少酒の力も借りつつ(といってもビール一缶だけですが)、かなり入り込んで読むことができました。これほど「物語」に引き込まれたのは、3月に見たクリント・イーストウッド監督『チェンジリング』以来かも。『チェンジリング』のときと違って、泣かなかったですけど。そしてそこで感じたことも、『チェンジリング』の延長というか、似たような種類のものを喚起させられた気がする。…つか、自分が読み取り、切り取った部分が同じだっただけ、という感じか。それを文章化するのは何度か試みたことがありその度うまくいかなかったのですが、今回もそれはできなさそう。そもそも直接言葉で語るべきではないのかもしれないです。一言だけ浮かんだのは「悲劇にさえならない」と。