archives of me.

いろいろと備忘のための

カンディンスキーの初期作品




象徴主義印象主義などの影響が見られる最初期の作品から、徐々に抽象絵画への道を切り開く、ダイナミックな過程。そのそれぞれの分野における立ち位置や貢献度において明らかにシェーンベルクが連想されるのですが、実際に手紙などで親しい交流があったことでも有名です。この時期の作品はまだかろうじて具体的な形が残っており(最初の画像は1908年、残り二つが1911年の作品)、シェーンベルクでいうと「弦楽四重奏第二番」程度の塩梅か(?)カンディンスキーはこれらの作品のあとまたどんどん作風を変化させていき、抽象絵画の手法を確立していくのですが、描かれているフォルムは難解でも、色彩かで、見ていて引き込まれる不思議な魅力があるように思います。
(私のはてなアイコンの画像も、カンディンスキーです)

●ブログ画面を換えてから、なんとなくブログを書く意欲が復活してきたような。やはり暗いところが落ち着くのか。。