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いろいろと備忘のための

公益事業。学術論文。

最近、面白くてよくよんでいる論文雑誌『公益事業研究』。特に公益事業を研究課題にしている、とかではないけれど、たまたま公益事業関連の授業をこれまで多く履修してきたこともあり、興味のあるトピックスではある。また、JパワーvsTCI*1とか羽田ハブ化とかエネファームとかエネゴリくんとか、世間一般的にもコントロバーシャルなニュースが度々起こる分野*2なので、そういった意味でも面白い分野だと思う。
こういう雑誌って、普通学部生が読むのは卒業論文のときぐらいなのだろうか?(私は事情により卒論を書いていない)。先生方も、授業内で参考文献を挙げることはあっても、「○○という雑誌の最新号の○○という論文が面白いから読んでおくように」などと勧めることはあまりないように思う。
一般雑誌(経済関連に限らず)そのものが「内容は好きだけど煩雑さが嫌い」で、せっかく買っても部屋のなかに埋没させてしまうことの多い私にとっては、学術雑誌のほうが好みなのだ。構成がすっきりしているし、余計なことは書いていないし、執筆者が明記されている、というように、あらゆる面においてすっきりしていて、煩雑さがない。
…これだけ言っておいて、「でも実際、学術論文なんてあまり読まないよね。学者じゃあるまいし」では話にならないので、とにかく、卒業までに学校の図書館に通いつめてこういった雑誌論文を少しでも多く読んでおきたい。(親に高い授業料を払ってもらっているのだ、元をとらなければ。)
参考:

公共料金の経済学―規制改革と競争政策

公共料金の経済学―規制改革と競争政策

*1:ザ・チルドレンズ・インベストメント。2008年、Jパワーに対し公開買い付けを行い話題となった

*2:そもそも、「公益事業」という言葉自体、定義が曖昧で、かつ範囲が広すぎるのだけど