archives of me.

いろいろと備忘のための

Entries from 2009-08-01 to 1 month

Tomasz Bednarczyk『Let's make better mistakes』

「音響的聴取」ということを私なりに簡単に説明するなら、聴いたときの効用が、感情でも理性でもなく、身体感覚にもたらされる、というところだと思う。マリー・シェーファーの有名な『世界の調律』という本では、「音」は触覚の延長であるという指摘があっ…

David Tudor 『Three Works For Live Electronics』

3 Works for Live Electronicsアーティスト: David Tudor,no conductor出版社/メーカー: Lovely Music発売日: 1996/11/19メディア: CD クリック: 3回この商品を含むブログ (6件) を見る

MARNI 2010 Spring-Summer

特に語ることがないのだけど、とりあえず好きなので。 これを見る限り、まだトレンド的に大きな変化はなさそうですね。あまり服を買わなくて済みそうだ。。

ウェーベルンについて

Complete Webernアーティスト: Emerson Qt,Gerald Finley,Anton Webern,Franz Schubert,Johann Sebastian Bach,Pierre Boulez,Mary Ann McCormick,Berlin Philharmonic Orchestra,Paris Ensemble InterContemporain,Oleg Maisenberg,Eric Schneider,Pierre-L…

Brian Eno『Ambient4:On Land』

Ambient 4: On Land (Mlps)アーティスト: Brian Eno出版社/メーカー: Caroline発売日: 2008/07/08メディア: CD購入: 1人 クリック: 4回この商品を含むブログ (2件) を見る

ブラームス晩年のピアノ曲

ブラームス:4つのバラード、2つのラプソディ、間奏曲集アーティスト: グールド(グレン),ブラームス出版社/メーカー: ソニー・ミュージックジャパンインターナショナル発売日: 2004/11/17メディア: CD購入: 5人 クリック: 36回この商品を含むブログ (58件) を…

Hanne Hukkelberg 『Little Things』

Little Thingsアーティスト: Hanne Hukkelberg出版社/メーカー: Nettwerk Records発売日: 2008/03/04メディア: CD購入: 1人 クリック: 5回この商品を含むブログ (4件) を見る

カンディンスキーの初期作品

art

象徴主義、印象主義などの影響が見られる最初期の作品から、徐々に抽象絵画への道を切り開く、ダイナミックな過程。そのそれぞれの分野における立ち位置や貢献度において明らかにシェーンベルクが連想されるのですが、実際に手紙などで親しい交流があったこ…

Mika Vainio『Aineen Musta Puhelin (Black Telephone of Matter)』

Aineen Musta Puhelin (Black Telephone of Matter)アーティスト: Mika Vainio出版社/メーカー: Touch UK発売日: 2009/08/04メディア: CD購入: 4人 クリック: 40回この商品を含むブログ (4件) を見る

『メタシアター』L.エイベル著

メタシアター (1980年) (エピステーメー叢書)作者: 高橋康也,大橋洋一,ライオネル・エイベル出版社/メーカー: 朝日出版社発売日: 1980/11メディア: ? クリック: 9回この商品を含むブログ (1件) を見る●ギリシャ悲劇、ラシーヌ、シェイクスピア、ゲーテ、シラ…

気分転換に

ブログのデザインとタイトルを替えました。

語弊を恐れずに言えば

『1Q84』BOOK2読了。ラストの1/3ほどは、多少酒の力も借りつつ(といってもビール一缶だけですが)、かなり入り込んで読むことができました。これほど「物語」に引き込まれたのは、3月に見たクリント・イーストウッド監督『チェンジリング』以来かも。『チェ…

Pimmon 『Smudge Another Yesterday』

Smudge Another Yesterdayアーティスト: Pimmon出版社/メーカー: Preservation発売日: 2009/11/10メディア: CD クリック: 5回この商品を含むブログ (6件) を見る

柄谷行人『マルクスその可能性の中心』

柄谷行人を読むのは初めてだが、これは難しい。。今村仁司『マルクス入門』も「入門」と銘打っていながら充実した内容で、ネット上のレビューでも「難しい」という意見が多かったが、こちらそれ以上に難しかった。一つ一つの文章に様々な学問の基礎的な背景…

意識の流れのままに。

これまでドビュッシーの音楽は、理知的かつ、軽妙なところもあるという印象で、「激しく心揺さぶられる」というより「しみじみとした知的興奮」みたいなものだと思っていました。だから、心が疲れて、暴力的なまでに音楽の感情の波に揺さぶられたい、といっ…

とりあえずbook1を終えて

『1Q84』のBOOK1はちびちび読むつもりが結局2日間で一気に読んでしまった。図書館で予約中のBOOK2はまだ当分回ってこなさそうなので、生殺し状態です。あー続きが気になる。内田樹氏のブログでも「もったいないからちびちび読んでいる」と言っている…

夏の憂鬱

希望的見通しが崩れてしまい、「さあこれからどうしようか」と、途方に暮れてしまう。ここらが頑張りどきかもしれない。 もう一度自分を建て直さなくてはならない。なんといっても、学生生活を終えて、自立しなければならない。けれど、いったい何を糧にして…

ブルースなベック

先日のボブ・ディランな気分をきっかけに、ブルースとかカントリーブルースとかフォークとかが気になってます。この方面は去年よく聴いていたので、今年は敢えて聞くのを控えていたのですが、やはり暑くなってくると土のにおいのする音楽が聴きたくなってく…

PEACHOO + KREJBERG 09AW

画像はdazed digitalから。インド出身のPeachoo Datwaniとデンマーク出身のRoy Krejbergからなる、2004年に立ち上げられたブランド。Roy Krejbergは以前Kenzoクリエイティブ・ディレクターを担っていたそうです。今コレクションのテーマなどは調べてい…

とか言っておきながら、『1Q84』、やっぱり面白い。BOOK2のほうがまだ予約中で手元に無いので、一気に読んでしまいそうなところを抑え気味に。 読んだのは三分の一程度、まだ物語の「道具立て」の段階なので、なんともいえないけど、面白い。何が、どうい…

『思春期をめぐる冒険―心理療法と村上春樹の世界』

図書館で予約していた『1Q84』ようやく順番が来た。明日にでも取りに行きます。正直、今あんまり小説っていう気分じゃないんだけど笑 というかちょっと前に村上春樹作品をいくつか読み返してみたのだけど、意外にもあまり心揺さぶられず、自分の気分がか…